節分は、 立春の前日である。今のカレンダーでは、 2月3日または4日ごろである。立春から新しい年が始まると考えれば、節分は 年の最後と考えられる。立春、 立夏 、立秋、立冬などは、すべて季節が変わる時であったから、四季すべてに節分があったが、春だけ にこの名がのこった。
今も各地にいろいろな節分の習慣がのこっているが、すべて新年を迎えるのによい行事であり、幸せを願うものが多い。
節分の夜にふつう行なわれるのは、 鬼打ち 、豆まきである。 大豆をいためて、夜になってから、「鬼は外。福は内」などと大きな 声で言いながら、豆を家の外や中になげて、鬼を追って戸 をしめる。豆まきの残りの大豆を、自分の年の数だけ食べる習慣もある。
やいた イワシの頭をヒイラギの枝にさして、家の入り口におくのも、鬼 が家に入らないようにするためである。
関西地方では、恵方(その年の干支によって、良いときめた方向)の方をむいて、まき寿司をまるかじりする習慣がある。こ の日は、寿司屋ではまき寿司を 切らないで、1 本丸ごと売って いる。
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Date last modified: Tuesday, 05-Mar-2002 16:50:01 EST
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